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ABCDEFG日記

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2012年09月28日

数億年データ保存が可能なデジタル石板

日立製作所と京都大学工学部が共同で石英ガラスの内部にCD並みの容量のデータを記録、再生する技術を開発したとのことです。高温劣化加速試験結果から推測すると数億年程度はデータ保存が可能らしいです。ちなみに現行のCDのデータ保持寿命は30年程度(乾燥冷暗所保存で100年程度)なので全く桁違いの長寿命です。数億年先の未来にデータをそのまま残せると考えると夢がありますね。写真でも動画でも何でも全く劣化なく遠い遠い未来に残せるわけです。でも。数億年後に誰がそのデータを再生するのだろうか?そもそも人類は居るんだろうか?
詳細はこちら:日立製作所ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2012/09/0924.html
posted by efu at 17:54 | 気になるニュース

2011年03月08日

画期的なトランジスタが発明されたらしい

100万分の1の消費電力で、演算(スイッチング)も記憶も出来ちゃう画期的なトランジスタが発明されたという久しぶりに明るいニュースネタ(発表は昨年末だけど)をみつけた。
独立行政法人物質材料研究機構と大阪大学と東京大学の共同研究によるもので、従来のトランジスタが半導体中における電子の移動を制御しているのに対して、このトランジスタは、僅かな金属原子を絶縁体中で移動させることにより動作し、殆ど電流を流す必要がない。消費電力(つまり発熱)が極端に小さいので放熱限界による集積率制限がないはずだ。しかも電源を切っても状態を保持、つまり、そのままメモリーとしても機能するという正に夢のようなデバイスだ。
詳細は下記サイト参照。
http://www.nims.go.jp/news/press/2010/12/p201012240.html
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20101224/index.html

ちょと気になること
若干気になることはメイン材料として酸化タンタルを使っていることだ。タンタルってレアメタルの一種。将来的に安定確保可能なのだろうか。
まあ、実用化まで、あと何年掛かるかは知らないが、楽しみだ。
もしかしたら、いつかはSF映画によく出てくる人工知能も現実のモノになるかも・・

なんやかんや忙しくて久しぶりの投稿でした。
おやすみなさい。

posted by efu at 23:11 | 気になるニュース

2010年12月30日

ちょと気になるニュース2

最近のちょと気になるニュースの続き。
今回はここ最近で夢のあるニュースを集めてみた。

富士通研究所が何でも電源トランジスタ技術を開発
株式会社富士通研究所は、銅やガラス、プラスチックなど、平面状の物質なら何にでも電源トランジスタの作製が可能な技術を開発しました。酸化亜鉛(ZnO)系の材料を用いて対象となる物質の上に高耐圧の電源トランジスタを作製し、トランジスタのチャネル部分をポリマー被膜で保護することによって、高耐圧での動作を実現しました。本技術により、あらゆる平面状の物質への電源回路の作製が可能になります。また、センサーや圧電素子などへ応用することも可能です。
http://japan.internet.com/webtech/20101203/3.html
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2010/12/3.html
これは友人から教えてもらったネタ。ミソは、材料としてインジウムガリウム酸化亜鉛(IGZO)を使い、トランジスタのチャネル部分をポリマー被膜で保護(絶縁)することのようだ。更に改良を加え高耐圧化で低オン抵抗化を進め電源用トランジスタとしての実用化を目指すとのこと。非シリコン系トランジスタの実現、楽しみだ。ただ、絶縁膜の関係でゲート容量が大きいので高速化は難しそうに思う。スピードを必要としないオンオフ制御のような簡単なスイッチング用途から実用されるのだろう。
酸化亜鉛に限らず金属酸化物ってまだまだ随分と奥が深そうに思う。

これまた富士通研究ネタ、光と熱から発電できるハイブリッド型発電デバイスを開発
富士通研究所は、光と熱のいずれからも電力を取り出せる、新しいハイブリッド型の発電デバイスを開発した。これにより、従来は別々のエネルギー源として利用していた光と熱を1つの発電デバイスで利用でき、光環境と熱環境という2倍の環境で発電可能となった。また、従来はそれぞれのエネルギー源に対応する発電デバイスを複数組み合わせる必要があり、コストが高くなるという課題があったが、安価な有機材料の使用により製造コストが大幅に削減できるメリットもある。今後は、ハイブリッド素子の性能向上と量産化技術の開発を行い、2015年頃の実用化を目指す。
http://www.kankyo-business.jp/news2010/20101209a.html
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2010/12/9.html
これまた面白い。簡単に言うと、太陽電池とゼーベック素子(ペルチェ素子の逆モード)をドッキングしたようなもの。これで効率があがれば画期的だと思う。この年末に凄い研究成果を立て続けに発表している富士通。富士通の株買っておこうかなあ。

日立製作所が半導体材料に注入した電子のスピン流の制御観測に成功
株式会社日立製作所の欧州における研究開発拠点である日立ヨーロッパ社日立ケンブリッジ研究所をはじめとする国際研究チームは、ガリウムヒ素系の半導体材料を用いて、電子がもつ磁石の性質であるスピンの流れ(スピン流)を電流と同様に制御・観測することに成功しました。本技術は20世紀の産業を発展させた電子の電荷の流れ(電流)を利用するエレクトロニクス技術に対して、電子が持つもう一つの性質であるスピンを利用するスピントロニクス技術に道を拓く成果です。将来の社会インフラにおける大幅な省電力化・高機能化や量子コンピュータをはじめとする科学の新たな発展に貢献することが期待されます・・
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2010/12/1224.html
従来のエレクトロニクスは(自由)電子の流れを利用したきた。これは電子のもう一つの性質であるスピン流を活用しようというもの。いよいよ量子コンピュータに一歩近づいたのか。

はやぶさカプセル内の微粒子が小惑星イトカワ由来のものと判明
小惑星探査機「はやぶさ」搭載の帰還カプセルにより持ち帰られた微粒子をSEM(走査型電子顕微鏡)にて観察および分析した結果、1,500個程度の微粒子を岩石質と同定いたしました。更にその分析結果を検討したところ、微粒子の鉱物の成分比率が隕石の特徴と一致し、地球上の岩石と合わないことから、そのほぼ全てが地球外物質であり、小惑星イトカワ由来であると判断するに至りました。
http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/missions/hayabusa/index.shtml
http://www.jaxa.jp/projects/sat/muses_c/index_j.html
久しぶりに夢のあるニュースだった。仕分けか何か知らんけど、未来に繋がる極めて重要な研究開発費をケチる前に、もっと見なおさなければならない無駄が沢山あるように思うが・・

posted by efu at 15:55 | 気になるニュース

2010年12月29日

ちょと気になるニュース

ボク的に、ここ最近でちょと気になったニュースの控え。
東芝がサムスンに先端LSIを生産委託
東芝は韓国サムスン電子と半導体のシステムLSI(大規模集積回路)分野で提携する。巨額な設備投資が必要な先端品について東芝は2011年度から設計だけを手がけ、生産はサムスンに委託する。東芝は不採算のシステムLSI事業では投資競争から手を引き、得意のメモリー事業に経営資源を集中する・・
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/101224/biz1012241120005-n1.htm
設計と製造を完全分離して大丈夫?やがては設計も韓国へ?大きな人的資源が必要で採算性の低い事業を外に出し、効率と採算性のいい事業に注力する。これは経営としては確かに正しいのだと思う。でも、しかし、困難だが貴重な技術蓄積が望める頭脳部分であるシステムLSIを韓国に投げる・・これで本当にいいのだろうか?目先の採算性に囚われて長期的に見て大切なモノを軽んじてないだろうか?

村田製作所とサムスン電子の特許紛争、米ITCは村田の主張を認めず
村田製作所は、3件の特許侵害を訴えて、サムスン電子製コンデンサーの米国への輸入差し止めを求めて、昨年同社を提訴していたが、米ITCはいずれについてもサムスンの特許侵害はなかったと判断。来年4月22日までに最終決定を下す方針を示した。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-18756620101223
この米ITCの意外な判決。もしかしたら今の米からた見た日本企業と韓国企業の位置づけを表しているのだろうか?ちなみに、村田製作所の製造するコンデンサー(セラミックコンデンサー)という部品。とても地味だけど極めて需要な部品だ。この部品がなければテレビも携帯もPCも殆ど全ての電子機器が動作しなくなるだろう。村田等の日本メーカーが長年の歳月を掛けて培ってきた技術の結晶でもある。それをサムスンは日本からの技術者導入により短期間で製品化したのだ。

日本や世界の技術者や技術そのものをもまるごと吸収し、短期間でどんどん巨大化かつ強力化する韓国の大手電子機器メーカー。もしかしたら、こんな無理なやり方では、そのうち歪が発生するのかも知れない。でも、当面の間、日本にとっては驚異であることには間違いないのだろう。

ちょと前によく耳にした『電子立国ニッポン』。
今となれば、なんだか、レトロな哀愁さえ帯びて響くこのフレーズ。
しかし、またこのフレーズに力を呈する日が必ず来るのだと信じる。


posted by efu at 11:40 | 気になるニュース

2010年12月28日

馬鹿馬鹿しいニュースから学ぶこと

ここ最近、テレビをつけても、ネットのニューストピックスを見ても、やたら目に付く『海老◯』という単語。
これって、要約すると『酒癖の悪いマヌケな歌舞伎芸人が飲んだくれた末に喧嘩をし双方若干の怪我をしました。以上。おしまい。マル』それだけのこと。馬鹿馬鹿しいとしか言いようのない情報だ。

ここから学ぶことは、物理的な報道量と、本質的な情報量(情報価値)とは何ら関係が無いということぐらいかな。

posted by efu at 11:34 | 気になるニュース