基本的な材料は使い捨てのプラスチックコップとアルミホイルだけです。コップの底を切り取り、内側の側面に下写真のように2つの太さの異なる帯状(リング状)にアルミホイルを糊で貼り付けるだけです。


その2つのリング状アルミホイルに電線を接続して下図のように20KV程度の直流電圧を与えます。

左写真は電源オフで右は電源オンの時です。


こんなシンプルな構造なんですけど手でも感じるぐらいの風が起きました。
高電界によるイオン風と呼ばれる現象です。
20KV印加時で約20μA流れますから消費電力は0.4W程度です。
効率はあまり良いようには思えませんが、形状を工夫すればもっと効率良くなるかも知れません。
実験やっていますと興味深いところ色々ありますので時間あるときにでも少し深掘りしてみようかと思っています。しかしオゾン臭くさいです。